紅き目の旅団初代ギルマスである、お頭の手記の一部です。
R*Dの原点がここにあります。
画像は残っていませんが、お頭が紅き目になるまでのお話をお楽しみください。

第1夜 旅の始まり

よく来たね。あたしはFee(フィー)。

今日、セキュアの整理しているとその底から死んだ親父の形見の黒熊マスクと天国斧を見つけた。
死んだ親父は『赤い目の旅団』という強盗団の頭領だった。 けど、親父が死んでから団員たちはいなくなり、いまではあたし一人になっちまった。 いまではモンスターを時々狩って落とす金でなんとか生活をしているありさまだ。

セキュアから取り出した天国斧のずしりと重い柄を手に取ると、なぜだかふつふつと闘志が湧いてきた。 これまでのちまちまとした生活は今日で終わりだ。 あたしは親父の旅団を再建してみせる!

まあ、ぶっちゃけ強力な武器を手にとって、気が大きくなっていたんだろう。
そんな訳であたしはひとりぼっちの強盗団「赤い目の旅団」の2代目頭領となった。おいおい仲間を集めていく事にして、とりあえず仕事をしてみる事にした。

ブリ西畑でつかまえて

獲物を求めてブリタニアをぶらぶらとしてみた。が、フェルッカの世界ではなかなか人にめぐり合えない。 仕事始めだというのに既に飽き始めていた頃、ブリ西の畑にゴキが放置されているのを見つけた。
・・・・。
こ、この際、ゴキでもいいかな?
血に飢えていたあたしは天国斧の柄を握り締めた。ここはガード圏内だけど誰にもみつからなければ、ゴキの荷物はあたしのものだ。

舌なめずりをしていると、そこにゴキの飼い主らしい一人の男があらわれた。
「こんばんは〜」 気の抜けた挨拶にこちらも気をそらされてしまう。舌打ちを隠しながら挨拶をすると、 どうやらバッグボールとかいうスポーツの練習をするところらしい。

世の中には暇人もいるもんだ。その男はどうやら一人で練習するつもりだったらしいが、 わざわざ仲間を呼んで試合を見せてくれるという。 あたしはアンタのゴキを殺そうとしてたんだけどね・・・。 お人よしというか、なんというか・・・。
毒気を抜かれたあたしはそいつとその友達の試合の審判をしてやった。 あたしも人がいいね・・・。あまりに人がいないので人恋しくなっていたせいかもしれない。
でも、このバッグボール。見ていると結構おもしろい。 というか、見ていてもつまらない。つまり、実際にやりたくなってきた・・・。

気が付くとコートにたっているあたしがいた。

ボロボロに負けた訳だけど、そいつに言わせるとあたしはそこそこスジが良いそうだ。 殺されたくない為のお世辞かな?まあ、どっちでもいいさ。なかなか面白かったしね。 あたしはゴキもそいつらも殺さないで置いてあげることにした。

こんどはこっちがあいつらにシゴトの楽しさを教えてあげられるといいね。

そして初仕事

フェルッカには不似合いなさわやかなスポーツマンと分かれたあたしはブリ三叉路から北に進路を取った。 ブリの北には山脈が広がり、そこには鉱石を飽きもせず掘り返している掘師達がいる。

山脈をぐるりと一周してコーブの北でついにゴキを連れた堀師にであった。初めてのシゴト。
小鎌を握る手がじっとりと汗ににじむ。 親父はコロシをする前にはかならず一声かけてからと掟を定めていたが、あたしにはそんな余裕はなかった。
いきなり小鎌のSPMで掘師の動きを封じ、天国斧に持ち替えてWストライク! 必死でリコールを唱えるソイツの命を天からの稲妻が奪った。 そいつの死体には瞑想不可ながら秘薬低減装備が残っていた。初仕事にしては幸先がいいね:D
まったりとルートをしていると蘇生したソイツが無警戒に帰ってきたのでレスキル。 ちょっとだけ良心がとがめたので、幽霊のソイツに軽く詫びを入れて南に向った。


コブトスの側の鉱山でまた掘師に出会った。やっぱり無言でアタック。初仕事だというのに旅団の理念から外れているのが気にかかりながらも パラブロウ>天国斧でごすごす殴るという不器用な作戦でいただき!


この人の持ち物はひじょ〜に貧しくてしかも保険金は300gp・・・。 でも、初めての殺人カウントをもらってあたしはほくほくしていた。

こうして、ちょっとした稼ぎを得たあたしは初日の仕事を終え、満たされた気持ちで眠りにつくのだった。



第2夜 紅い目まであとひといき。

よく来たね。あたしはFee(フィー)。
最近になって追いはぎをはじめたケチな悪党さ。

今日もあたしは獲物を求めてブリタニアを走り回る。一刻も早く親父を超えるような立派な「紅い目」になるために・・・。

富を得る者、奪う者

ブリタニア各所にある鉱山へ足を向けてみた。ここフェルッカではトランメルの2倍の鉱石が掘れる。だから鉱石を求める鉱夫たちは あたしのような無頼漢に出会う危険を冒してフェルッカの鉱山へとやってくるのだ。

「鉱夫をねらうようなPKはダサイ」そう語る奴に出会ったことがある。 まあ、そいつ自身がフェルッカを拠点にする生産者で、 しかも鉱山PKされた後のセリフだったからわたしは鼻で笑ったものだ。 ちょっと前は悪党がうろうろしているフェルッカで生活している事を自慢していたというのに。 危険と富が満ちているからフェルッカは人の心をひきつけるというのに。

まあ、自分を正当化するのはこの辺にしておこう。

わたしはケチな小悪党。それがどうしたっていうのだ。

ミノックに響く悲鳴

いくつか心当たりのある鉱山をめぐってみたが、獲物はなかなか見つからない。時々掘り散らかされた鉱石が転がっているだけだ。 でも、ミノック鉱山に飛ぶと獲物がいた。荷馬を連れて黙々と掘りつづけている。その勤勉さにはほとほと頭が下がる思いだけど、 獲物を探して必死にリコールを繰り返すあたしも似たようなものかと、苦笑いしてしまう。
さあ、仕事だ!ここはガード圏内。慎重に事を運ぶ必要がある。
小鎌での麻痺打で逃走を封じ、天国斧の2連撃でとどめを差す。そう作戦を決めたあたしはそいつの前に駆け込みこう叫んだ。
「あたしは紅き目の旅団だ。命が惜しけりゃ金目の物を置いていきな!」

鉱夫は一瞬の逡巡の後、町の方角に向かって逃げ出した。
(逃げなければ命までは取らないものを・・・)
今思い返せば心にもないことを考えていたものだ。麻痺打で鉱山夫の足を止めたあたしは舌なめずりをして天国斧の柄に手をかけた。
そしてミノック鉱山に響き渡る悲鳴。あたしは殺しの快感で天にも上るようなキモチになった。

OoOOoOOoo

あ、あれれ?あたしは実際に天に上っていた。いや、正確には地獄に落ちたっていうべきかな。 鉱夫がガードを呼び、いまいましい正義の鉄槌があたしに下されたのだ。 どうやら麻痺打を打ち込んでもガードを呼ぶ事はできるらしい。 みっともない死に方をしてしまった事に死んだままでも顔が火照る。

ミノックの町のヒーラーまで走る走る! ヒーラー様から「わたしは犯罪者を蘇生などしませんよ!」などとお小言をもらう。
「はやく!はやく!あいつがいなくなっちゃう!」
イライラしながらあたしは蘇生し、ダッシュで鉱山に戻る。

そいつはまだそこにいた。急いで死体から装備を回収し、もういちどお決まりのセリフを叫んだ。 「あたしは紅き目の・・・」 言い終わる前に切りかかるあたし。かなり頭に血が上っていたようだ。 そして再び打ち下ろされる正義の鉄槌・・・。OoOOoOOoo

まったく同じ過ちを繰り返してしまったあたしは、とぼとぼとヒーラーの元へ向かった。

KILL,KILL and KILL

蘇生してから気を取り直し、冷静になるように自分に言い聞かせて鉱山に戻る。 そこにはまだ鉱夫がいた。こんどは声もかけずいきなり天国斧で2連撃をくらわせてやった。 カンカン!ビシャァ!!「うわああぁ・・」
小気味良い音が鉱山に響き渡り、鉱夫の悲鳴がそれに続いた。いわゆるワンヒットキルというやつだ。 さすが伝説の武器、天国斧。弱者にはめっぽう強い。

600個ほどのインゴットをルートしてなんとか成果を出せたあたしは(といっても大赤字だけど・・) ダスタードの周りの鉱山をうろうろしてみた。ダスタードのある山脈の丁度裏側、ミナクス派閥の拠点への入り口に ある家の前で何人かの青がたむろしているのを見つけた。

獲物だ。しかも何人かは徒歩だ!
小鎌>天国斧の連続攻撃で2人ほど葬り去った後、最後の一人には家の中に逃げ込まれ、家をバンされてしまった。
最大チャージに近い転送バッグや今では手に入らないマジックリフレクションのついたボディサッシュなどをルートしてうきうきしながら そのあたりをうろついていると、どうやら仲間を呼んだらしい。 青い名前が大量にその家に集まってきた。ミナクス派閥のやつらだったのかもしれない。
軽くちょっかいを出してみるものの、白い棒を持ったメイジに魔法を打ち込まれ、転がるようにその場を逃げ出した。
ルート品を隠れ家に置き、もういちどミナクス拠点に向かってみたけどやっぱり数人に追い掛け回されて必死の思いで逃げ出すはめになってしまった。


まだまだあたしは修行が足りない。いつかあのメイジを殺してやろうと心に誓うのだった。

そのまま進路を北に取り、ブリ方面に向かうと荷馬をつれた男が歩いているのを見つけた。
こちらが様子を伺っていると徒歩で逃げ出そうとしている。 小鎌>天国斧の連続攻撃でそいつをあの世に送ってやる。

わくわくしながら荷馬のバッグを開くと600本の丸太が入っていた・・・。
伐採をする時は大工道具を持ち歩いて丸太を板に加工しながらやる方がいいと思うんだけどな・・。 あたしですら知っている基本すらしらないこのきこりはどうやら初心者だったらしい。 荷物も貧しく保険金にいたっては300gp。ため息まじりにそいつのおこづかいらしい金貨だけルートした。

でも、貧乏なそいつはあたしに最高のプレゼントをくれた。

紅い目まであとひといき。
あたしの心は高鳴るのだった。



第3夜 紅い目になる日

よく来たね。あたしはFee(フィー)。
最近ブリタニアをうろちょろしている追い剥ぎさ。
金目のものを出せば命までは奪わない。金がないなら命をもらう。 そういうシゴトをしている。

最近のあたしは気分がいい。
順調に殺人カウントが増えてきて、もうすぐ紅い目になれそうなのだ。

粗野でいいかげんで酒ばかり飲んでいた紅い目の親父。
親父はシゴトから帰ると獲物をあたしにむかって放り投げて、 シゴトで起こった事件をあれこれ語ってくれたっけ。幼かったあたしはその土産話を目を輝かせて聞いたものだ。 そんな親父が死んでもうずいぶんになる。
カエルの子はカエル。紅い目の子は紅い目。
しょせん、そんなものなんだろう。

運命のヒト。

景気付けにいっぱい引っ掛けて、いつものように獲物を求めてブリタニア中を走り回る。

ぐるぐるとあちこちを飛び回ったんだけど、結局獲物を見つけたのは、いつものミノック鉱山だった。
鉱山の中で鉱夫を見つけたあたしは、いつものセリフを叫んだ。
「あたしは紅き目の旅団だ!命が惜しければ金目の物を置いていきな!」
のたのたとゴキを連れて逃げ出すソイツ。
ここはガード圏内。ガードを呼ばれる前に仕留めなくては。
あたしは自慢の天国斧の2連撃でそいつをあの世に送ってやった。

保険すらかかっていないそいつの持ち物の貧しさを嘆いていたあたしだったけど、 しばらくして、私は自分の目が紅い色に染まっているのを知った。

ついにあたしは親父と同じ紅い目になったのだ。
うれしい反面、これからが大変だ。いままでは人気の無いガード圏内でシゴトをしていたのだけど、 紅い目になった以上、圏内に足を踏み入れた時点でガードを呼ばれてしまえば、あたしの首が飛ぶ。 だけど、私は心が浮き立つのを抑えられなかった。 それほど好きでも無いと思っていた親父。あいつの気持ちが少しだけわかった気がしたのだ。

悪魔の寺院

ブリタニアにはいくつかの追いはぎスポットと呼べる場所がある。
各地の鉱山。
パワースクロールの手に入るダンジョンやロストランドの各地。
そして悪魔の寺院、デーモンテンプル。
フェルッカではモンスターを倒したときの名声の上がり方がトランメルの2倍になっている。 だから最後のデーモンテンプルには名声稼ぎのために獲物がやってくるのだ。
当然この場所もあたしの巡回路のひとつになっている。

紅い目になったあたしは気を良くしてデーモンテンプルに飛んだ。 すると、デーモンやドレイクの屍骸がいくつか転がってるじゃないか! 獲物が近くにいる証拠だ。喜び勇んで寺院の奥に足を踏み入れると、 デーモンがあたしに攻撃をしかけてきた。 それと同時にすぐ側に紅い目を持った男が現れ攻撃してきたのだ! 戦闘準備が整ってなかったことと、あたしの腕の未熟さもあって、 貫通撃、毒撃を連続でもらってしまい、あわてて逃げながら包帯を巻き、ポーションで解毒をする。 しかし、包帯を巻き終わる前にとどめの貫通撃をもらってしまい、悲鳴をあげてわたしは悪魔の寺院の大地に倒れた。

どうもあたしと同じ様に獲物を求めてここに来て、透明化の魔法で隠れていたらしい。
一本取られたね・・・。こいつの名前は忘れない。 紅き目の旅団をコケにしてくれた報いはいつか必ずしてやろう。

弱者には強く。

アイテムを根こそぎ持っていかれたあたしはアジトに戻って補給をしてもう一度出撃した。 アジトを出てしばらく走っていると、森の中で木を切っているらしい男に出会った。 ふふ。旅団の縄張りで仕事をする以上、ショバ代をもらわないとねぇ。
「あたしは紅い目の・・・」
声をかけると同時に小鎌で麻痺打を打ち込む。 ・・・・反応が無いので天国斧でさくっと逝かせてやる。 必死でリコールでもしようとしていたのかな? 幽霊の姿も見えなかったのでひょっとしたら魂が抜けていたのかもしれない。 フェルッカでぼーっとしているなんて、そりゃ命を奪われても仕方ないよ。

首尾よくシゴトができたあたしはまたミノック鉱山に足を向けた。
他の場所も回ってみたんだけど獲物がいなくてね・・・。

すると青い目の鉱夫がざっくざっくと鉱石を掘っていた。
紅い目のあたしが近づいても逃げようともしない。
なんて無用心な奴なんだろう。ガード圏を一気に走り抜け、鉱山の中に突入する。
そいつの目の前に立ってお約束のセリフをかましてやった。

あたし「あたしは紅き目の旅団だ!命が惜しければ金目の物を置いていきな!」
そいつ「うう、初心者鍛冶屋なので、金目の物なんてないよ・・・」
あたし「うっ。そう正直に言われると困っちまうけど、そうなると命をもらうしかなかなぁ・・・」
そいつ「うううう、鉱石、いる?」
あたし「要るよ。紅い目だって資材は使うんだ」
そいつ「インゴットにした方がいい?」
あたし「そうだね、そこのゴキを人質に置いていきな、鉱石はドリブルで運ぶんだ」


あたしはゴキを人質に取り、健気なそいつが鉱石をぼてぼてとドリブルしていくのを見送った。
数分後、そいつが戻ってきてインゴットを差し出した。OKOK。それでいい。
そいつ「まいったなぁ」

そそくさとインゴットを受け取ると、手持ちのソーセージをそいつにくれてやった。

あたし「ゴキちゃんのエサにでもしてあげるんだね。あたしは紅き目の旅団だ。縁があったらまた会おう!」
そいつ「w」
あたし「あばよ!Kor Ort Por」
せっかくのキメ台詞に対して「w」の一文字。少々カチンときたが、 もう転移の魔法をとなえてしまっていたので、あたしはそのままアジトに帰ったのだった。

こうして、あたしは紅い目になった。
これからもこうやってシゴト中に起こったいろいろな出来事を記録に残していこうと思う。 親父が昔あたしに語ってくれたように。 いつかどこかの誰かがこれを見て、紅い目になる事を志してくれる事を祈って・・・。




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